☆☆☆鍼灸治療のQ&A☆☆☆

1. 東洋医学の考え方として、人間の体を「気血」が巡っていると考えています。東洋医学では、この気血の流れが乱れることにより、いろいろな病気になり症状を発症すると考えています。つまり当治療院での脉診流軽絡治療では、この「気血」の流れを整えることが痛みを軽減したり、症状を消失することに繋がり患者さんを病苦から救い出す、つまり治療だと考えています。
   

1. 当治療院で行なっている脉診流経絡治療は、全身の気血の調整を目的とする鍼灸術であるため、鍼が皮膚に触れるか触れないかの施術ですので、痛みは、全くありません。用いる鍼は、微鍼と呼ばれる髪の毛程度の太さの鍼や皮膚に刺さない鍼等です。
   

1. 当治療院では、使用する微鍼を全て使い捨てとしておりますので、鍼を介しての感染の心配は全くございません。また鍼以外の治療器具も高圧蒸気滅菌器による消毒を行なっておりますのでご安心ください。
   

1. 色々な材質の鍼が用いられていますが、銀鍼やステンレス鍼が最も多く用いられているようです。ちなみに、当治療院では銀とステンレスの使い捨て鍼を主に用いています。
   

1. 当治療院では行なっておりません。鍼に通電するのはマニュアル化しやすいですし、時間的な効率もよさそうですが、一人一人の患者さんに合わせた治療を行うには、丁寧に触診して刺鍼部位を探し、一本一本の鍼を丁寧に施術していくことが有効だと考えています。
   

1. ほとんどありません。まれに敏感な患者さんで症状がよくなっていく段階で、一次的に症状が強くなったり、別の症状が出たりすることがありますが、これは好転反応と呼ぶべきでしょう。これを避けるために初めての患者さんには、ごく軽い治療からはじめるようにしています。
   

1. 患者さんの体の状態や病状によって異なりますので一概には言えませんが、一過性の肩こりやギックリ腰などでは、治療間隔を空けずに治療を行なっていただければ３回から５回くらいでよくなります。経過の長い慢性の症状では、週一回から２回くらいの治療を３ヶ月から半年くらい続けていただく必要があります。糖尿病、肝臓病、アトピ、喘息、アレルギーーなど慢性の病気を原因とするような場合は、一度よくなっても月に１回から２回くらいの治療を継続して健康管理をする必要があります。
   

1. 患者さんのそれぞれの体の状態や病状によって異なりますので一概には言えませんが概ね初診時では、問診・触診などを詳しく行いますので１時間３０分程度　２回目以降は、概ね１時間から１時間１５分程度です。
   なお、　乳幼児の治療時間は、　５分　〜　１５分程度です。
   

1. 女性の患者さんの方でスカートを着用して来院された方には、おズボンの治療着を準備しておりますのでお気軽にご来院ください。
   

1. 鍼治療をした後にお風呂に入っても基本的には何の問題もありませんが、ただし温泉や銭湯など不特定多数の方が利用される場所は、念のため治療当日は、避けられたほうがよろしいかと思われます。
   

1. 全く問題はありません。患者さんの体の状態にあわせた治療ですので、ご安心ください。
   

1. 鍼というとどうしても刺すものをイメージしますが、小児はりでもやはり皮膚に刺さない鍼を用います。軽く皮膚を摩擦したり、触れたりしながら気血を動かしていきますので、お子様も怖がらずに気持ち良く安心して治療を受けていただけます。
   
   また０歳児から大丈夫で、かん虫・夜泣き・おねしょ・乳吐き・消化不良・かぜ・ぜんそく・アトピー性皮膚炎・精神的あるいは肉体的発育不全等、様々な症状に効果があります。大人と同じように、全身の気血の調整を図りますので、生命力が強化され、体質が根本的に改善していきます。